「正解を探しすぎなくて大丈夫」分からないことも、失敗も、その経験ごとまるごと楽しめるような、そんな子育てを。つむぐ、中島加奈さん(歯科衛生士)

今回取材させていただいたのは、岡山市内でフリーランスで活動する歯科衛生士の中島加奈さん。「生涯口から安心安全に美味しく食べる」を軸に、”歯科”という枠組みを越えて様々な取り組みに奮闘する、その理由に迫ります。
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現在、どんな活動をされていますか?
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歯科で歯科衛生士としての勤務をはじめ、アレルギーフリーのパンとおやつの講師、子育て支援拠点や保育園での講座などを行っています。最近では、デイサービスや訪問診療へ同行する機会もあり、高齢者と関わる時間も増えました。年齢や世代を問わず、”安全安心に美味しく食べること”を支援する事業に歯科衛生士の視点で携わっています。
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安全安心に食べる、そのためにはどんなことが必要なんでしょうか?
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「食べる」って、常に窒息と隣り合わせなんですが、普段それを意識して食べている人は少ないと思います。安全に食べれるって、食事の内容や食材の形だけじゃなく、本当に色んな要素が関わっているんですね。目でみて、理解して、口に運んで、咀嚼して、飲み込む。その過程には、お口の機能だけじゃなく、頭、身体、環境、色んな要素が入っている。安全に食べるには、それらの要素を理解して、目の前で起きていることを観察する視点が必要です。そもそも安全に食べることを知っているのか。当たり前に食べることができるようになると思っている人が多いけど、安全に食べることは、スキルなんです。技術を身につけていった先に、やっとできるようになるもの。
あたりまえに今は乗れる自転車も、子どものころにたくさん練習したからできるようになった経緯がありますよね。失敗や経験が、安全に食べるようになることにも必要だったりします。
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仕事で大切にしていることを教えてください。
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例えば、虫歯になるから甘いものは辞めたほうがいいですか?と聞かれたら、「あなたはどうしたいですか?」って私は聞きたい人。多分お母さんたちはダメって言ってほしかったり、背中を押してほしかったりするんだろうけど。(笑) いじわるに聞こえるかもしれないけど、私にダメって言われたから辞めようって、一時はそうなったとしても、きっとその先、続かないから。そこは時間をかけて、その人の話をじっくり聴いて、その人の中にある答えを一緒に探していきたいなと思っています。
最終的には、人と人が顔を合わせて、笑いながら楽しく食べること。
極論、食べるものは体にいいものじゃなくてもOKと思っていて。カップラーメンの日があってもいいし(笑) 色々知ったうえで、それをするかどうかは個人の自由で、自分たちで選んでいったらいい。最終的には、やっぱり人と人がちゃんと顔を合わせて、笑って楽しく食べることが一番大切だなって思っています。虫歯になるかもって思うけど、たまには甘いものも食べたいですよね。良いって分かっててもできなかったり、身体に悪いって分かってても食べたかったりするのが、人間です。歯科衛生士の知識と、それから、いちお母さんの視点からも、そのバランスも一緒に考えていきたいですね。
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妊娠中や産後の女性へ、一言メッセージを。
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正解を探しすぎなくて大丈夫。目の前の子どもをしっかり見ているとみえてくるものが必ずあるはず。携帯ばかり見てないでね。悩んだことも、失敗さえも、その経験ごと楽しめる、そんな子育てができる人が増えたら嬉しいです。分からないから不安だし、一生懸命にもなるし、これってどういうことなの?という小さなハテナを、気軽に聞けるような間柄になれたらいいなって思います。
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- 離乳食や食べることに何か悩んだり迷ったら
- 離乳食や食べることにお悩みの方は、
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加奈さんがお子さんの様子を実際に伺いながら、お母さんたちがご自宅でできることを具体的にアドバイスをしてくださいますよ。
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